スズキ スイフト エアコン効かない
何でもかんでもリビルトがお得というわけではありません。車種や部品によっては新品とさほど変わらない場合もございます
どうもどうも 今回は東大阪市の石川自動車でございます
いつもご覧いただきありがとうございます
さて今回ご入庫のお車は「スズキ スイフト(ZC72S)」です
これからの季節必需品、エアコンが効かないとのこと
以前に1度入庫されて問診した結果マグネットクラッチがおかしいということ(1回しかオンにならない、以降はオフのまま)ということが分かりました。
距離と年数を考えるとマグネットクラッチだけ交換するよりコンプレッサーごと交換する方が良いのでは相談したところ納得していただきコンプレッサーの交換となりました
ここでいつもならリビルトのエアコンコンプレッサーを取り寄せするのですが,車種、部品によっては新品と値段に大差がない場合がありまして、今回スイフトの場合は新品の方がリビルトより少し高いだけでしたのでお客様と相談の上、新品に交換することにしました。
では交換します
取外しましたエアコンコンプレッサマグネットクラッチ隙間です
画像2枚目のように、削れてしまい隙間が大きくなっています
ここでマグネットクラッチ役割について少し・・
マグネットクラッチとはエアコンのコンプレッサーをエアコンスイッチに連動し、コンプレッサーを止めたり回したりする役割を担っている部品です。
要するにエアコンのスイッチを入れた時だけ、エアコンのコンプレッサー
を回すための部品です。
エアコンのコンプレッサーはエンジンとベルトでつながっているためエンジンがかかっている間は常に回っています
そこでエアコンコンプレッサーにマグネットつけることによりエアコンコンプレッサーを回したり、回さなかったったりコントロールを可能にします。
エアコンスイッチをオンにするとマグネットクラッチに電流が流れます。
それにより電磁力によって外側のプレートが磁気によって張り付きプーリーの回転がコンプレッサーに伝達されます
今回この隙間が大きすぎて電気が流れても張り付かなくなっていました。
交換作業が終わり、中にたまっている空気を真空引きをして抜き、新しいガスを入れて、作動させます、1桁くらいまで温度が下がりました。マグネットクラッチ、も無事作動してひとますエアコンは効くようになりました。
作業は以上で終了です
この度のご入庫ありがとうございました。
これからも「地域密着あなたの街の町の車屋さん」で頑張ります。
取付、修理、車検、点検 オイル交換、板金、塗装 等、些細なことでも構いません。 何かございまいたらお気軽にご相談ください